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KATOは、アフリカに行って覚醒しました。そこで「DOGON西アフリカ・クラブ」をつくりました。
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ドゴン族とは、西アフリカサハラ砂漠の南縁、ニジェール河の中流域にあるバンディアガラと呼ばれる断崖地帯に定住している人たちのことです。
KATOは、1993年、アフリカの子どもたちの遊びと玩具をテーマにフィールドワークに出かけ、彼らの村を訪問しました。 そこで見たドゴン族の染織布や仮面や装身具・装飾品、とりわけ子どもたちが遊びと仕事のはざまから、旅行者に交換物(商品)として作ってみせる工作物は、<素朴>であると同時に、とても<洗練>された表現であるように感じました。 またドゴンの人たちは現在も無文字社会に生きていますが、高度な象徴性に彩られた宇宙観と、それに基づく神話をもっていること、その文化の独自性と豊かさに衝撃を受けました。それに何といっても彼らがぼくたちと接してくれるときの純朴さ、屈託のなさが、KATOをすっかり“ドゴン・ファン”にしてしまったのです。
1995年の震災でKATOは家と仕事場を失いました。しばらくは何もできなかったようです。仕事に必要な場所、工具、時間や心の落ち着きといった、あらゆる環境を失ったのですから当然なのですが、それより何より、仕事として作品をつくる義務、理由、目的、自分の内のおもちゃづくりの経験やこころざし、いろいろな思いが、消えていたのです。 そんなときに、自分が持ち帰ったドゴンの子どもたちが作ったブリキ細工のオートバイを見ていて、子どもの時に初めて何かを作りはじめたときの心のあり方から、ずいぶん離れていたことに気づかされたと言っていました。KATOにとって新鮮な驚きでした。 KATOにとってのドゴンとは、そんな自分再発見の“場所”でもあったのです。以来、彼らを紹介する展示会や講演会などの活動や、彼らの村に学校を贈る運動を続けてきました。KATO亡き後もその活動は引き継がれています。 |
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⇒ DOGON西アフリカ・クラブ |
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加藤裕三のおもちゃ箱事務局 a.com@fancy.ocn.ne.jp |
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